スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Regression



「Unbirth」
作曲:hypersaw
イラスト:オサム
作詞:さはら

忘れたころにブログ更新なう。
hypersawさんとのコラボ曲「Unbirth」の解説をします!
歌詞はこちらから。
解説は下からどうぞ。
 
 
ピアプロ採用作品です。
おおまかなテーマ設定は作曲者さんにもお伝えしていて
つまり「回帰」、なかでも「胎内回帰」です。
それを調べていって、unbirth という単語に辿りついたわけですが
一部の性的嗜好をあらわすことばでもあるらしいので
画像検索なんかはおすすめしません!
絶対に!

Regressive birth とでもいえばいいのか
真実、生まれた地点に戻りたいという希みを書いた作品です。
これは死にたいという願望ではない。
hypersawさん自身が歌詞募集している際に言及されていたような
「前向きな歌詞」を目指しました。

詞中では「泡」や「夜海(うみ)」など
水を連想させる語を意図的にとりいれました。
これは遍く生物のはじまりの比喩でもあるし
もちろん女性の胎内を喩えてもいます。

あとは、まるいものを連ねています。
 -泡のなか
 -月
 -コイン
など。これも母胎をあらわす意味を含んでいるとともに
特に「月の欠け」に関しては女の躰のしくみを
想起させられればというもの。

さらに今作では初の試みに挑戦していて、
それはBメロの終わりの音が「ん」であることです。
(コフィン=棺、コイン)
いままでは「ん」で終わるということを避けてきました。いまでも避けています。
なぜなら音として不明瞭であまりにも弱い。

だけど、ボーカロイドの発音する「ん」って、鼻にかからないというか
比較的明瞭な音素としてあらわされるように感じます。
その点を理由に(いいわけともいう)初めてとりいれました。
五十音の終わりでもあるという特別な語でもあります。

そして、それ自体はどうでもいいんです。
この流れを意味のあるものにしているのは
「ん」から続くサビのはじまり、「あ」です。
つまり、五十音最後の「ん」から最初の「あ」へと持っていくという
一連の流れで「回帰」という概念を比喩する狙いを編んでいます。

もともと韻や詞の構造自体に意味を持たせたいという算段はありました。
曲になった作品では、これが初の成功といえるんじゃないかな。

サビでは徹底して「あ段」の音を盛りこんでいます。

あわくゆめを
あまやかなこもりう ぼくらは
あたたかなあめに
あわなか まだかえれ

はじまりへの憧憬というか執念というか
そういったものがあらわされる。

結局、還れないと歌っているように
この歌詞はそんなこと叶わないって知っているんだけど。
 

コメント

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。